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6月11日 自動車道

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ホワイトサンズからセントデイヴィッズまでは自動車道を歩くことになる。バスもあるようだが、歩いても1時間弱だから、時間もあるので歩くことにする。自動車道路を歩くのも、ゆったりした丘の連なりの中を歩くので、眺めがいい。遠くに聖デイヴィッドの大聖堂と周りの家々が見える。

 大聖堂は浅い谷間にあるので四角い塔の部分がみえるだけだ。左手に海抜200メートル前後の山がある。一昨日は海越しに遙か彼方に見えたので、ウェールズ北部のスノードン山かと思っていた。それより遙か手前の山だった。ほかに山が全くないから低い山でも遠くから見える。

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 道の両側の畑や牧場は生け垣でしっかり囲まれている。資本主義的農業の行き着く究極の姿だろう。道は丘の連なりに沿って大きく湾曲して町には行っていく。本当は小さな村としか見えないのだが、ここには司教座聖堂があるので、この国最小の町になるらしい。村や町以外にはほとんど家がない。少しはある家は、なんとか農場、と二万五千分の一の地図に名前が載っているぐらいだ。日本の村にあるような散村は見られない。このあたりには樹木もほとんど無いから、野はまるでからっぽのようだ。がらーんとしている。大昔は森が続いていたはずだが。

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マイルイーター

 セントデイヴィッズは大聖堂のほかは何もないような町で、観光客も行き場が無くてうろうろしている。宿に戻ると、昼間私を追い越していった男がいた。四十歳ぐらいか。挨拶し合ってから、ソルヴァからだね、と言われた。あの町でうろうろしていた私の姿を見かけたのだろう。愛想はいいのだが、何となく話に乗ってこない人なので、すぐ部屋に戻る。霊感を求めるマイルイーター(マイル食い)、と言う表現がぴったりの男、彼は彼で格好いい。時計を見ると五時、パブやレストランは七時からなので、カフェを探すとこちらは五時まで。この間の二時間みな何をしているんだろう。

 宿の部屋にはインスタントコーヒーがあるので、午前中に立ち寄ってパンを買った店に入る。自家製調理パンのコーナーに行くと私の前に老女が立って、ショウウインドウの中の四角いボールに入った何かを選び、紙コップに詰めてもらっていた。サラダのようだ。ライス何とかというチャーハンみたいなものもある。女店員は私のことを覚えていて笑顔で愛想よく迎えてくれた。ポテトサラダらしきものを詰めてもらい、朝のパンが一つ残っているので調理パン一つ、ビスケットの小さい箱、種なし葡萄ふた房を持ってレジに行く。3ポンドと少し。部屋に戻ってシャワールームに入る。シャワーは出なくてバスが使える。久しぶりの風呂だ。

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