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6月11日 セントデイヴィッズ

道ばたで待っているとバスが来た。客は数人、途中で次々降りてセントデイヴィッズに着いたときは私一人だった。ここにはソルヴァのように観光客が多い。バスの中からインフォメーションセンターを見かけたが、まず13世紀に建てられたという大聖堂に行ってみる。

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聖デイヴィッドはアイルランドの聖パトリックのようなウェールズの守護聖人で5,6世紀の人、かってはウェールズ中から巡礼者を集めたと言う。教会の隣りに司教館の廃墟があるので、教会自体にもちょっと廃墟のような感がある。司教館との間に浅い川が流れている。そこに若い女性が馬に乗ってやってきて、川の中にじゃぶじゃぶ馬を乗り入れた。女性の乗馬姿は格好がいい。

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馬に乗ったら世の中はどんな風に見えるのだろうか。私のようなお調子者の人間は、偉くなったような気がするかも知れない。それよりはペタペタ歩くか二階バスの二階で目を回している方が罪がないだろう。

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大聖堂の次は宿探しだ。宿が決まれば荷物を預けて軽装で歩ける。インフォメーションセンター目指して道を戻る。この町には何軒もB&Bがあるようだ。インフォメーションセンターの若い女性の担当者に、安いB&Bを捜していると言うと、分厚い本を出してページをめくっている。一番安いのはこれ、と言ってページを見せてくれた。一見かわいい建物で、一泊17ポンドだ。これでいいと言うと、この町のパンフレットと市内地図をくれた。B&Bの場所が記してある。小さい町なのですぐだ。

ドアを開けると元気そうな老人が出てきて、二階の部屋に案内してくれた。日本のビジネスホテル並の小さい部屋だ。すぐそばに共同のバストイレがある。荷物を整理して、ロンドンで買った日本の中学生の肩掛けカバンを黒くしたようなバッグに必要なものを詰める。このバッグ、5ポンド1000円である。私は安いものに心惹かれる癖がある。よほど意識しないと高いものは買えない。あのとき小型のリュックにしようかと迷った。でも安いリュックは色が悪いし形も大きい、小型でいい色のは高い、そこで目に付いたのがこのバッグ、なんだか中途半端な選択だった。まあいい。変なスタイルでもいつもの大きいザックよりはいい。

近くの食料品のスーパーでお昼のためにパイに何か詰めたような調理パン二つとチョコレートを買う。これから向かうのはセントナンズベイ、海に出るコースはいくつもあるが、その中でももっともソルヴァに近い道、歩くコースの長い道だ。町から出る道が分からない。家の周りを掃除していた老人に道を尋ねる。どこへ行くのだと聞くので、セントナンズベイからホワイトサンズまで歩く、と答えると、そりゃ大変な道のりだぞ、と言うので、毎日歩いているから大丈夫と答える。なるほどがっちりした体格だなと言いながら、そこの道をまっすぐ、十字路があってもまっすぐ、と教えてくれた。

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