« 6月11日 セントデイヴィッズ | トップページ | 6月11日 ホワイトサンズ »

6月11日 再びフットパスへ。

Sp1000560

ひたすらまっすぐに歩くと海が見えてきた。浜に降りる途中の野原に聖ナンの泉と小さな礼拝堂がある。聖ナンは聖デイヴィッドの母親で、この泉でデイヴィッドに産湯をつかわせたと言う。巡礼の訪れる場所でもあったとか。この地が聖人の生誕の地だが、今は野原と小さな礼拝堂しかない。フットパスを歩き出すと懐かしい気がする。今日は軽装の人、車で来て数時間の散歩を楽しむ人々が多いようだ。犬を連れている人も多い。それも大きい犬だ。この国の犬はとてもよくしつけられている。他人には関心を示さない。鎖から離れていても全く心配がない。犬のしつけに苦労していたことを思い出すと、羨ましい限りだ。牧畜民と農耕民の違いがあるのだろうか。

Sp1000562

のんびりと歩く軽装の人々に混じって、重い荷物を背負って黙々と歩く一人旅の人もいる。この人は厳しい顔をして私を追い越していった。ウオーキングのプロと言った感じである。今日も前方から来る人に、昨日会ったねと言われた。車を止めて、そこを起点に歩き回るので、昨日会った人にまた今日も会うことになる。

今日は予報通りどんどん天気が良くなり青空が広がってきた。海は深い青色、こんな深い青さを見たのは久しぶりだ。島根県で日本海を見て以来か。途中道が小さな浜に下ったところで休憩していた重装備の男に話しかけてみた。何日目になるかと聞くと、指折り数えて7日目、カーディフからだと言う。このコースを私とは逆にずっと歩いてきた計算になる。

Sp1000563

私はこのコースを5日、コッツウォルズウェイを5日、湖水地方を5日歩くつもりでいるが、英語が下手なのでいつも宿の予約を取るのに苦労している、あなたはテント泊なのか、と聞くと、B&Bに泊まっている、B&Bはあらかじめ予約していると言う。この辺のB&Bの電話番号を全て記してある本があるのか、と聞くと、あると言って自分の持っている本を見せてくれた。ペンブロークシャーコーストパスについての本で、簡単な地図もついている。

このコースはフットパスに入ってしまえば迷う心配がないから、簡単な地図でいいかも知れない。歩く旅では宿がいつも気になる。初めから宿が確保されていれば安心して歩ける。

礼を言って歩き出そうとすると、お話しして楽しかった、ありがとう、と言われた。私が言うべき言葉なのに、思いつかなくて残念でした。

|

« 6月11日 セントデイヴィッズ | トップページ | 6月11日 ホワイトサンズ »

海外旅行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1254530/31981374

この記事へのトラックバック一覧です: 6月11日 再びフットパスへ。:

« 6月11日 セントデイヴィッズ | トップページ | 6月11日 ホワイトサンズ »