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6月9日 ブロードヘヴン

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マーチンズヘヴンを過ぎると、小道を歩く人々とすれ違うようになった。夫婦らしい二人連れがほとんどだが、二十数人の団体にも会った。一人旅で大きなザックを背負う男もいる。中年女性の一人旅もいる。道が狭いので相手の通過を待つこともある。挨拶を交わすのも日本の山道と同様だ。でも必ずとてもいい笑顔になる。笑顔を向けられるとこちらも自然に笑顔になる。グンモーニンとかハローのあとになにか一言加えることもある。私はグッデイとかハッピイデイとか加えることにしている。見知らぬ者同士の笑顔というのはとても気持ちの良いものだ。これから先田舎にいる限り、歩道でも村の中でも男とも女ともいつも笑顔で挨拶を交わし合うことになる。道も聞きやすくなる。
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時々雨がぱらつく中、三時頃、遠くにきれいな建物が並ぶ浜が見えてきた。今夜泊まる予定のブロードヘヴンだ。そのすぐ手前にあるリトルヘヴンは岬に隠れて見えない。近づくにつれて崖側に林が現れた。足摺岬のあたりの海岸林を小さくしたような感じで、しばらく林の中を歩く。リトルヘイヴンは小さな入り江の集落でホテルやB&Bもあるようだが、遠くから見たブロードヘインの白浜に惹かれて先を急ぐ。

ブロードヘイヴンの砂浜は、日本のあちこちにある白砂の浜に似ている。自動車道が浜に沿って走り、陸側にはホテルらしい建物が並ぶ。波打ち際まで、真っ平らに近いような砂浜が続き、幾重にも白波が押し寄せてきている。
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急に雨が強くなってきた。慌ててB&Bの看板を出しているパブに飛び込む。だが満室だと断られ、ほかに近くにないかと聞くと、近くの建物を教えてくれた。

その家の扉を開けて主人に事情を言うと、奥に引っ込み、また出てきて、ここも満室だが、今家内がほかを当たっているから少し待て、と言う。奥さんが出てきて、四、五件電話したがみな駄目だった、自分のところに家族の部屋が一つ空いている、それでもいいか、と聞く。いいと答えると、すぐ連れて行ってくれた

。食堂の奥の部屋でシングルベットがあり、シャワーもトイレもテレビも、パソコンまである。これで十分だというと、部屋代はほかの部屋より安くして十五ポンドだと言う。なお結構。(当時1ポンド200円ほどだった。)
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