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6月8日 ミルフォードヘヴン

ミルフォードヘイヴンの駅を出、ハーバーストンに入るとすぐ分かれ道になる。右の道には、サンデイヘヴン、という標識がある。これは車で行く道だ。地図上では左に行くことになっている。これから町を離れるので、この先買い物の場所があるかどうか分からない。

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ちょうど中年の女性が二人歩いてきたので、この先に食料品店があるかどうか訊ねると、駅の脇に大きなスーパーがあるからそこで買えばいいとのことだった。このスーパーは日本にあるような大きなスーパーで駐車場も広々している。値段もまとめ買いにすると安いようだ。そこで調理済みのサラダを捜したが無い。かわりにカット野菜の袋、ソーセージをくるんだパイ六つ入りの袋、これは暖めても冷たいままでもおいしいという袋の文字に惹かれて。

人の形をしたビスケット一袋、小さなリンゴ2個、水1500cc。全部で6ポンドと少し。これが野宿になれば今夜の夕食と明日の朝食になるのだ。荷物はまた重くなったが気を取り直して出発だ。

道は住宅地の中を進む。何となく生活の臭いがないので別荘が多いのかも知れない。地図の通りにどんどん歩いてゆくが、自動車道路から海岸に出る脇道がどれだか分からない。ここからは海が全く見えないのだ。

向こうから親子らしい女性の二人連れが来たので、地図を示しながら道を尋ねる。母親らしい中年女性が答えてくれたが、全く分からない部分と普通の英語で分かる部分がある。そうだ、ここはウェールズ。ケルト語ではないにしても方言が強いはず。それを時々標準語に直しているのだろう。
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浜に出る道は少し戻って右に折れ、少し行って左に折れればいいとのこと。礼を言って歩き出し、右に折れる場所で振り返ると、後ろからその通りと合図してくれた。左に曲がる場所でも振り返ると、彼女たちもこちらへ歩いてきていて、そうだ、と手を振ってくれた。その通り進むと浜に出た。
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砂浜というよりは茶色で土みたいだ。波は全くない。日本の海岸にあるようなゴミもちらかっている。左は海、右は草原でキャンピングカーが一台止まっている。なんだか寂しいところだ。しばらく歩くと、車道が内陸に曲がるところにドングリの絵と太い矢印のフットパスの標識が記された棒がある。初めての対面だ。アスファルトで舗装されているけれど人しか通れない幅の道を歩いていくと鉄格子のゲートがあった。脇に人だけが通れる回転扉がある。いよいよフットパスの世界だ。そして道は舗装のない草の道へ。
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歩き出して気が付いた。道の両側に野草が一杯咲いているのだ。見たこともない花も多い。目を引くのは背の高い赤紫色のジギタリス、シシウドに似た花、サクラソウに似た背の高い濃い桃色の花、南アルプスに咲くタカネビランジのような白いサクラソウ。白い野菊、マーガレットだ。キンポウゲのような黄色い花、マツムシソウの花びらを短くしたような紫の花、なんだか全く見当もつかない青い花もある。まるで高山のお花畑を歩くようだ。私は山野草が好きなので見あきない。デジカメで写真を撮ろうとするが、風が強くて花が揺れてしまう。
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