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6月7日 大英博物館

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山がない国 ウェールズ

大英博物館

さて大英博物館、広場ではヴァイキング姿の人々が戦いの場面をだらだらと演じていた。その隣ではいくつもみすぼらしいテントが並んでいて、ヴァイキング姿の男女が素朴な革工芸や金属工芸をやっていた。朝はいつ雨が降るかと思うような天気で、おまけに予報では小雨だったのにカンカン照り、真夏になったように暑い。とても外でのだしものをながめる気にはなれない。

いつもはスマートな白人の男女がヴァイキングの服装をしていると、まさにヴァイキングそのものになっている。実に小汚くて野蛮なのだ。服装によって白人は誰でもそうなるのか、それともそう見える人をわざわざ選んだのか。スマートとはいえない私でも、そんなメンバーの中に選ばれたくはない。

中にはいると古代エジプトやアッシリアの大きな石像が並んでいる。かって西洋史を学んだ人間としては情けない話だが、とてもゆっくり見る気にはなれない。何も感じない。ある部屋に入ったら、金管の合奏が始まろうとしていた。そこでしばし音楽に聴き入った。疲れているときでも音楽なら楽しめる。入り口でもらった案内パンフレットには30分ごとに各部屋で並行して7,8種類の催し物をやっている。世界各地の音楽の演奏や、神話その他の説明、日本音楽の演奏もあり、実に多彩である。

パンフレットによれば大英博物館創設から二百五十回目の誕生日なので、そのプレゼントとしてやっているのだそうな。そう言えば巨大な博物館の建物が赤い大きなテープで結ばれていたが、誕生日のプレゼントの形だったのだ。すごい。

私がイギリス旅行のためにかった自由旅行のための案内書には、大英博物館を見るには一週間はかかるという。そう言うものをじっくり見るようには私の頭は出来ていないらしい。ロンドンの街並みをうろうろ歩く方が好きなのだ。パリに家内と一週間旅行したときも、ルーブルには行かないでしまった。最終日に出かけてみたらストでお休み。近くの小さなオランジュリー美術館に行って、人のいないモネの睡蓮の間でゆっくり静かな時を過ごした。それが私の好みだ。

博物館に敬意を表して何か他の催しも見たくなった。極東の美術の部屋で弦楽合奏をやるというので行ってみた。G線上のアリアやパッヘルベルのカノンなどよく知っている演奏もあって楽しめた。

ロンドンの国立の博物館や美術館は数年前から無料になった。その上こんなプレゼントをしてくれるのだからすごいサービス精神だ。労働党政権だからだろうか。サッチャーさんならこんなことしないだろう。

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